SNSを見ていると、丁寧な暮らしをしている人がたくさんいます。
作り置きされたおかず。
いつ見ても片付いているリビング。
栄養バランスの取れた食事。
きれいに畳まれた洗濯物。
本当にすごいなと思います。
でも我が家は違います。
フルタイム勤務。
男の子3人。
しかも三兄弟全員が療育に通っています。
毎日なんとか回しているだけで精一杯です。
そんな我が家がたどり着いた結論は、とてもシンプルでした。
「死にはしない」
今日はそんな我が家の家事事情について書いてみます。
家事を完璧にこなす方法ではありません。
むしろ逆です。
どうやって諦めて、どうやって手を抜いて、それでも家族みんなで元気に暮らしているのか。
そんな話です。
昔は全部ちゃんとやろうとしていた
今でこそ「死にはしない」が口癖ですが、昔からそうだったわけではありません。
家事もちゃんと。
育児もちゃんと。
仕事もちゃんと。
全部やろうとしていました。
SNSで見かけるような素敵なお母さんになりたかったんです。
でも現実は違いました。
洗濯物を畳んでいたら兄弟げんかが始まる。
ご飯を作っていたら誰かが泣く。
仕事中に保育園や学校から電話がかかってくる。
ようやく片付けたと思ったら、数分後にはまた散らかっている。
そんな毎日です。
そしてある日、気付きました。
全部ちゃんとやろうとすると、私が先に壊れる。
だからやめました。
完璧を目指すことを。
洗濯物はタオルしか畳まない
我が家で一番驚かれるルールです。
タオル以外はほとんど畳みません。
以前は頑張っていました。
でも5人分の洗濯物を毎日畳んで収納するのは、私には無理でした。
だからやめました。
代わりに家族それぞれのカゴを用意しています。
乾いたら仕分ける。
終わりです。
子どもたちは自分のカゴから服を取ります。
タオルだけは畳みます。
かさばるからです。
それ以外は多少シワがあっても問題ありません。
死にはしないので。
洗濯物は全部部屋干し
我が家は完全室内干しです。
外には干しません。
理由はとてもシンプル。
天気に振り回されたくないから。
今日は雨かな。
取り込まなきゃ。
急いで帰らなきゃ。
そういうことを考える余裕がありませんでした。
だからやめました。
朝起きたら前日に乾いた洗濯物を片付ける。
新しい洗濯物を干す。
それだけです。
忙しい日は仕事の合間に干すこともあります。
リモートワークの特権です。
朝ごはんは菓子パンとバナナ
子どもたちの朝ごはんは基本的に
- 菓子パン
- バナナ
です。
朝から栄養満点のご飯を作る余裕なんてありません。
それなら好きなものを食べて元気に学校や保育園へ行ってくれた方がいい。
そう考えています。
ちなみに夫も朝はプロテインとバナナ。
我が家のバナナ消費量はかなり多いです。
スーパーで買ってもすぐ消えます。
「ふりかけは野菜」です
これは我が家の名言です。
子どもたちは野菜が苦手です。
本当に苦手です。
もちろん食べてほしい。
親としては毎日思っています。
でも現実はそんなにうまくいきません。
そこで私は考えました。
ふりかけの原材料を見る。
野菜が入っている。
つまり、
ふりかけは野菜。
異論は受け付けます。
もちろん本気ではありません。
でも完璧な栄養バランスを目指して毎日親子で疲弊するくらいなら、笑ってご飯を食べたいと思っています。
冷凍食品は正義
夫のお弁当は大体5分で完成します。
昨日の残り物。
冷凍食品。
空いた隙間に何か。
以上です。
SNS映えするお弁当ではありません。
でも続きます。
家事は頑張ることより続けることの方が大事だと思っています。
家事は「分担」より「担当」
我が家は夫婦で家事育児を分けています。
でも、
「気付いた方がやる」
ではありません。
それだと結局どちらかに負担が偏るからです。
例えば、
お風呂は夫。
夜の片付けも夫。
寝かしつけは私。
洗濯は私。
そんな感じで担当を決めています。
担当が決まっていると考えることが減ります。
そして何より、
「なんで私ばっかり!」
が減ります。
「19時までに晩ご飯」の呪いをやめた
昔の私は、
「19時までには晩ご飯を作らなければいけない」
と思い込んでいました。
だから仕事が長引くと焦る。
子どもがグズると焦る。
予定がずれるとイライラする。
今思えば、晩ご飯作りそのものより、
「19時までに作らなきゃ」
という自分ルールに苦しんでいました。
でもある日ふと思ったんです。
19時を過ぎたら何か問題が起きるんだっけ?
別に死なない。
20時になっても死なない。
なんなら18時でも20時でも、明日は普通にやってくる。
そう思うようになってから、かなり楽になりました。
お腹が空いたら、つないでもらう
今は晩ご飯が遅くなりそうな日は無理に急ぎません。
お腹が空いたと言われたら、おやつを少し食べてもらいます。
冷蔵庫の残り物を食べてもらうこともあります。
バナナの日もあります。
むしろ高確率でバナナです。
以前なら
「ご飯前に食べたら晩ご飯が入らない!」
と思っていました。
でも、
お腹を空かせて家族みんながイライラするより、
少し食べて平和に待っていてくれる方がずっといい。
今はそう思っています。
部屋が散らかっていても死にはしない。でも、散らかっていていいとは思っていない
我が家のモットーは
「死にはしない」
です。
だから、
おもちゃが散らかっていても死にはしない。
洗濯物が山積みでも死にはしない。
多少ホコリがあっても死にはしない。
そう思っています。
でも、散らかっていていいと思っているわけではありません。
本当は片付いている方が気持ちいい。
きれいな家の方が好きです。
誰かが家に来るとなれば必死に片付けます。
子どもたちにも片付けさせます。
私も全力で片付けます。
なぜなら、散らかっていることを当たり前にはしたくないからです。
「気にしない」と「諦める」は違う
子どもたちにもよく言います。
使ったものは片付けよう。
脱いだ服は洗濯カゴへ入れよう。
ゴミはゴミ箱へ捨てよう。
全部完璧にできなくてもいい。
でも、やらなくていいわけじゃない。
我が家は完璧を目指していません。
だけど最低限の生活習慣やマナーは大切にしたいと思っています。
今は子どもとの時間を優先しているだけ
もし独身だったら。
もし子どもがいなかったら。
きっと今より部屋はきれいです。
でも今は違います。
仕事があります。
学校があります。
保育園があります。
療育があります。
そして三兄弟がいます。
限られた時間の中で私が選んでいるのは、
完璧な家事ではなく、
子どもたちと過ごす時間です。
話を聞くこと。
一緒に笑うこと。
抱っこをせがまれたら抱っこすること。
だから多少散らかっています。
それは家事を放棄したのではなく、優先順位を決めているだけです。
家事を減らしたら、子どもに優しくなれた
一番大きかった変化はこれかもしれません。
家事を完璧にやろうとしていた頃は、ずっと余裕がありませんでした。
部屋が散らかるとイライラする。
洗濯物が終わらないと焦る。
ご飯が遅れると落ち込む。
でもやらないことを決めてから、少しずつ楽になりました。
その分、子どもたちの話を聞けるようになりました。
一緒に笑えるようになりました。
多少部屋が散らかっていても、
子どもたちが楽しそうならそれでいい。
最近はそう思っています。
おわりに
我が家は決して丁寧な暮らしではありません。
洗濯物は畳みません。
朝ごはんは菓子パンです。
野菜不足はふりかけでごまかしています。
晩ご飯も時間通りとは限りません。
部屋もよく散らかっています。
でも、子どもたちは元気です。
夫も元気です。
私も元気です。
だから今日も、
「死にはしない」
を合言葉に暮らしています。
頑張りすぎなくてもいい。
完璧じゃなくてもいい。
家事より大事なものがある日だってある。
そんなふうに思える人が一人でも増えたら嬉しいです。